共働きの夫婦にとって、家事の分担は大きな悩みの種になりがちです。
- 共働きで忙しいのに、家事をする時間がない
- 分担を決めたのに、相手がやってくれない
- 家事のことでけんかしない方法が知りたい

決めたとおりにやってくれないと、どうしてもイライラしてしまうのよね。
わが家も、結婚した当初は家事のことで何度もけんかをしていました。
今はほとんどけんかになりません。
きっかけは、分担そのものをやめたことでした。
わが家のルールは、家事分担をやめて、私がまとめて引き受けることです。



どちらが正しいという話ではありません。うまくいった形の一つとして読んでください。


共働きDINKs夫婦が家事分担でけんかになる原因


けんかの原因は、時間のなさと、相手への期待の2つです。
どちらも、まじめに分担しようとするほど起きやすくなります。
共働きで忙しく、お互いに家事をする時間がない
2人ともフルタイムで働いていると、平日に家事をする時間はほとんど残りません。
帰宅したあとに掃除や料理をするのは、思っている以上に体力がいります。
休日は、家事より出かけたり休んだりしたくなるものです。
どちらも悪気はないのに、家の中の仕事だけが残っていきます。
- 帰りが遅く、家事をする気力が残っていない
- 休日は趣味や外出に時間を使いたい
- 仕事が終わったあとは、まず休みたい



相手がやってくれないかな、と心のどこかで待ってしまうのよね。
分担を決めても、そのとおりにならない
子どもがいない共働き夫婦は、仕事以外の時間がほぼ同じだけあります。
だからこそ、家事も半分ずつにするのが公平に見えます。
ところが、忙しい週があると決めたとおりにはいきません。
一度崩れると、決め直すのも面倒になってそのままになります。
- 決めた分担を守ってもらえない
- 理由をつけて、こちらに回ってくる
- やり方が気に入らず、結局やり直してしまう
イライラの正体は、相手への期待だった
私の場合、腹が立つのは「やってくれるはず」と思っていたときでした。
期待した分だけ、そのとおりにならないと不満になります。
相手を責める気持ちが出てくると、家事以外の会話までぎくしゃくしてしまいます。
原因は相手ではなく、決め方のほうにあったと今は思っています。
子どもがいないと、公平に見えるぶん難しい
子育て中の夫婦なら、どちらかが送り迎えや通院で時間を取られます。
子どもがいない共働きだと、そういう差がほとんどありません。
お互いに同じだけ働いていると、「半分ずつが当たり前」という前提ができあがります。
その前提があるからこそ、少しの偏りが不満になりやすいのだと思います。



公平にしようとするほど、相手の抜けが目につきやすくなります。
データで見る共働き夫婦の家事の負担


けんかの手前で、共働き夫婦の約半数が家事を負担に感じています。
わが家だけの話ではないことを、公的な調査で確かめておきます。
夫婦ふたりの共働きでも、約半数が負担を感じている
経済産業省の調査で、家事の負担感を世帯ごとに聞いた結果があります。
夫婦ふたり暮らしの共働き世帯では、48.5%が家事を負担に感じていました。
子どもがいる共働き世帯ほどではありませんが、半数近くが同じ悩みを抱えています。
| 世帯 | 家事を負担に感じる人 |
|---|---|
| 夫婦ふたり暮らし(共働き) | 48.5% |
| 夫婦と子ども(共働き) | 64.1% |
| 全体 | 49.6% |
それでも、外に頼っている人は4.6%しかいない
同じ調査で、家事代行を使ったことがある人は4.6%でした。
知ってはいるが使ったことがない人が75.7%を占めています。
負担を感じていても、多くの人は自分たちだけで抱えているということです。
分担をやり直す前に、減らす方法があることを知っておいてください。



分け方を変えるだけでなく、家事そのものを減らす道もあります。
共働きDINKsが家事分担をやめて夫婦円満になった理由


分担をやめたら、けんかが減り、自分の時間も増えました。
わが家で起きた変化を、正直に書きます。
期待しなくなるので、イライラしなくなった
わが家は家事分担をやめて、ほとんどを私が引き受けることにしました。
自分の役割だと決めてしまうと、相手に期待しなくなります。
期待がなければ、裏切られることもありません。
たまに手伝ってくれたときは、素直にありがたいと思えるようになりました。



やった・やらないで言い合うくらいなら、自分でやったほうが気が楽でした。
自分のペースで進められるようになった
引き受けると決めてからは、順番もやり方も自分で決められます。
今日は洗濯だけ、明日まとめて掃除、という調整ができます。
相手の予定に合わせて待つ時間がなくなったぶん、かえって自由になりました。
効率のいいやり方を工夫するようになったのも、引き受けてからです。
- その日の状況に合わせて進められる
- 自分が納得できるやり方でできる
- やり方を工夫して、時間を短くできる
ただし、1人で抱えると限界がくる
いいことばかりではありません。
仕事が立て込む時期は、どうしても手が回らなくなります。
そこで、外に頼る方法を組み合わせるようにしました。
全部を自分でやりきろうとしないことが、続けるコツだと思います。



引き受けると決めたら、次は「減らす方法」をセットで考えてください。
やってくれたときは、言葉にして伝える
引き受けると決めても、相手が何もしないわけではありません。
気づいたときに、洗い物や買い物をしてくれることがあります。
そのときに「助かった」と伝えると、お互いに気持ちよく過ごせます。
分担表がないぶん、言葉で返すようにしています。
共働きDINKsが家事分担をやめても負担を減らせる方法2選


負担を減らす方法は、掃除を任せるか、食事を置き換えるかの2つです。
どちらも、全部を任せる必要はありません。
家事代行サービスに、苦手な家事だけ任せる
家事代行なら、掃除や洗濯、料理の作り置き、整理収納などを頼めます。
全部を任せると費用がかさむので、苦手なところだけ頼むのが続けやすいです。
わが家も、忙しい時期に使ったことがあります。
料金や対応地域は会社ごとに違うので、申し込む前に確かめてください。
| 会社 | タイプ | 向いている人 |
|---|---|---|
| ミニメイド・サービス | 定期・お試しあり | 続けて頼みたい |
| ユアマイスター | プロを探して依頼 | 地方に住んでいる、単発で頼みたい |


食事は宅食サービスに置き換える
料理が負担なら、宅食や食材宅配に置き換える方法があります。
外食や出前が続くと、食費が増えるうえに栄養もかたよりがちです。
平日の夕食を置き換えるだけでも、外食の割合は下げやすくなります。
献立を考えなくてよくなるだけでも、気持ちの負担がかなり減ります。




お金と時間のどちらを取るかを決めておく
外に頼めば、その分お金はかかります。
ただ、家事に取られていた時間と気持ちの余裕は戻ってきます。
わが家は、忙しい時期だけ頼ると決めて折り合いをつけました。
生活費は折半なので、頼むかどうかは2人で話してから決めています。



毎月でなくて大丈夫です。しんどい月だけ頼る、という使い方でも十分です。
共働きDINKsの家事分担についてよくある質問


分担のコツや、相手が家事をしないときの考え方についてお答えします。
まとめ:家事分担をやめたら、夫婦げんかがなくなった


この記事では、わが家が家事分担をやめた理由と、そのあとの変化をまとめました。
- 分担を決めると、相手への期待が生まれてイライラしやすい
- 引き受けると決めたら、期待がなくなり自分のペースで進められる
- 1人で抱えきれない時期は、家事代行や宅食で減らす
- 外に頼る費用をどうするかは、2人で話して決める
家事の分け方に、正解はないと思っています。
わが家はやめてうまくいきましたが、きっちり分けてうまくいく夫婦もいます。
大事なのは、けんかになる前に決め方を見直すことです。



がまんし合うより、2人が続けられる形を探したほうが早かったです。


